在宅で働く薬剤師求人

薬剤師の働いている場所というと、一般的には調剤薬局やドラッグストア、製薬会社などが思い浮かびますが、最近では在宅専門の薬剤師のニーズが増えてきています。この背景には日本の高齢化社会があります。日本では人口の4人に1人が高齢者という現状があり、この数字は今後も増えていくと見られています。高齢者が増えれば医療のために必要にあるコストも増えるわけですが、政府としては赤字削減のため医療費を減らさなければならないという課題があります。
そこで、現在注目されているのが「在宅医療」です。急性期の病気の場合には病院での治療や入院が必要になのは当然ですが、これまでは慢性定期な疾患であっても病院に長期間入院をして様子を見るというのが一般的でした。しかし、このことによって病院は慢性的なベッド不足となり、本当に入院が必要な人が病院を利用できないという事実がありました。そこで、慢性的な疾患を持つ人でも緊急性が低い場合には在宅での医療が推奨されるようになってきたわけです。
在宅医療が一般的になると自宅療養する患者さんが増えるわけですが、そのサポートに当たるのが在宅医療専門の薬剤師や看護師ということになります。看護師は在宅で療養されている患者さんの元へ出向いて行って、様々なケアを行うことが仕事になります。具体的には、人工呼吸器が必要な患者さんのために人工呼吸器の点検をおこなったり、家族の方に人工呼吸器の使い方を指導したりします。
また、薬剤師は在宅治療されている患者さんに薬の飲み方などを指導するのが主な仕事になります。そして、何かわからないことがあった時などに、電話やメールなどで疑問に答えたりして、在宅でも安心して療養が行えるようにサポートするのです。
この在宅専門の薬剤師の役割はこれからどんどん大きくなっていくものと思われます。これから薬剤師を目指す方や、結婚や出産を機に一時的に薬剤師の職を離れていた人が職場復帰を希望する場合には在宅の薬剤師求人に注目してみるのも良いでしょう。